民間か公立かで異なる福利厚生の厚み

給与とともに転職先を選択する際に重視する人の多い福利厚生。
勤務時間や休暇と同様に公立病院と民間病院の両者で単純に比較することは難しいものの、この福利厚生に関しても公立病院の方がより充実していると言えるでしょう。
そこはさすがに自治体が運営しているとあって、また、公立病院に勤める医師は地方公務員という扱いになるだけあり、福利厚生に関しても安定性は抜群です。
参考:東京都公立病院の福利厚生

公立病院は福利厚生に関してメリットが多い

保険関連はもちろん完備されていますし、年金やさまざまな手当も多く用意されているのが公立病院の特徴であり魅力。
その他、給付関連の福利厚生も充実しており、休暇も、育児休暇をはじめあらゆる特別休暇を揃える公立病院が多くなってきています。
中には貸付事業を行っている病院もあるため、こうした点も含めて、民間病院よりも厚みのある福利厚生が受けられそうです。

福利厚生がより充実しているのは確かに公立病院かもしれませんが、民間病院ではユニークな福利厚生によって差別化を図ろうと試みる施設も増えてきています。
職員同士がスポーツを楽しめる環境が整えられていたり、交流を深めるためのパーティーなどが開催されていたり、あるいは海外旅行なども福利厚生の一環として用意している病院も出てきているのです。


  福利厚生はどの程度重視すべきか

手堅く厚みのある福利厚生を期待するなら公立病院。
ユニークな福利厚生を期待するなら民間病院ですが、民間病院の場合には福利厚生があってないようなところも少なくないため、応募前に医師求人で確認するとともに、あらゆる媒体を用い、職員や医師に対してどのようなサービスを提供しているのかをチェックしておくといいでしょう。

そもそも、この福利厚生はどの程度重視するべきか、ここを考えておかなければいけません。
単身者であれば寮完備などの福利厚生は助かるはず。
しかし、あまり充実し過ぎていても、それが実際に受けられなければ意味がありませんし、そもそも、だったら給与を上げてくれと考える医師もいるでしょう。



転職を考える医師の場合、ある程度のキャリアを有していることも多く、例えば育児休暇等とは無縁の人もいるはずです。
そうした場合は、やはり給与額や設備等を重視して転職先を選択する方が有意義なのかもしれません。

そうした自らの状況も考慮した上で、場合によってはおまけ程度に福利厚生を捉えた方がいい医師も出てくるはず。
もし自身にとって魅力的なものがあればいいのですが、それのみを重視して次の職場を決定するのは控えた方が良さそうです。