さまざまな規模があり多様性が目立つ民間病院

民間病院とは

公立病院よりも圧倒的な数を占める民間病院。
これは、民間の医療法人をはじめ、公益法人や社会福祉法人などを運営母体とする病院のことです。

日本国内にある病院で公立病院は3割ほどしかなく、つまりは、残りはこの民間病院で占められていることになります。
大学病院などでスキルを身につけた人が、のちのち独立し病院を開業することがありますが、もちろんこれも民間病院に含まれます。
ちなみに、民間の医療法人が運営する病院は日本に存在する病院の68%を占めているため、民間病院の大半は医療法人が運営していると思っておいて間違いありません。
また、診療所やクリニックに関してもおよそ4割を占めています。



民間病院の特徴は、さまざまな病院規模である点が、まず挙げられるでしょう。
非常に大きな病院であれば、当然設備や病床数の規模も大きくなり、あらゆる症例も集まってくるため、経験を積むことを優先するのであれば魅力的な転職先となるはずです。
一方で、中規模の病院や非常に規模の小さな病院もあり、同じ診療科目を標榜していても、規模によって異なる診療や雰囲気をそれぞれ患者に提供していることから、非常に多様性があると言えるのではないでしょうか。

ただ、民間病院は中小規模のところがメインであるため、転職先として考えるのであれば、大学病院のような規模の施設を望むことは難しいかもしれません。

  独自性を出すことで地域密着も可能となります

さまざまな病院規模であることが民間病院の一つの特徴ではあるのですが、それと同時に、それぞれの病院が独自性を出している点も見逃せないでしょう。
突拍子も無い運営を行っている医療施設は少ないですが、規模は小さいなりに最先端の医療機器や技術を導入し患者の満足度を上げる病院もあれば、全国から患者が集まるような医療施設も多々あります。

特に規模の小さな病院では利益を上げるのは簡単では無いため、地域密着で患者に対して医療を提供し、幅広い症例を受け入れているところも増えてきています。
地域密着度は、もちろん病院の規模や方針によって異なってくるのですが、従来通りの経営で独自性を出さずに顧客である患者を囲い込むのは難しくなってきており、利益を上げるのに苦労している民間病院が増えていることも事実です。

医師求人をチェックする際には、公立病院なのか、それとも民間病院なのかを確認するとともに、その病院の規模や設備、運営・経営方針や具体的な取り組みなども確認するようにしましょう。
これらは医師求人には現れない部分でもあるため、あらゆる方面から情報を集め転職先としてふさわしいかどうかを見極める必要があります。